東芝、無線 LAN 機能搭載の SD カード「FlashAir」を体験するイベントを表参道エリアで開催 (japan.internet.com)

sdhc
東芝は、無線 LAN アクセスポイント機能を搭載した SDHC メモリカード「FlashAir」が3月10日に発売されたのを記念して、東京の表参道エリアのカフェを中心に体験型キャンペーンを3月23日に開始すると発表。22日にはキャンペーンの旗艦店舗となる「Eco farm cafe 632」において、ゲストに女優の浅見れいなさんを招いて発表会が開催された。

【画像が掲載された記事、より大きな画像、その他の画像など】

「FlashAir」とは、Wi-Fi アクセスポイントとウェブサーバーの機能を搭載した SD カードで、カメラに挿入したカードとスマートフォンタブレット端末とが直接通信することにより、写真の共有・配布が簡単に行うことができる。接続方法は従来の無線 LAN と変わらず、接続を確立した後、ウェブブラウザから「FlashAir」に保存された写真にアクセス、ダウンロードすることができる。

今回開始するキャンペーンでは、この従来の メモリースティック コンダクター&ストレージ社 フラッシュメモリ戦略事業部 部長の中井弘人氏は、「FlashAir」の特徴や開発背景、活用シーンについて紹介。パーティーや旅行などの場面でカメラで撮影した写真を簡単に家族や友人と共有できるという製品の特徴をはじめ、「FlashAir」自身がローカルネットワークを構築できるため、山の上や海上など通信電波が届かない場所でも写真の共有ができるという利便性、写真だけでなく PDF、オフィスドキュメントなど様々なファイル形式に対応する拡張性などについてプレゼンを行なった。

同氏は、「誰でも簡単にキレイな写真が撮れる時代、家族や友人と撮影した写真を共有したいというニーズが高まっている。『FlashAir』を通じて写真を気軽にその場でシェアできる環境を提供することを通じて、フォトコミュニケーションの可能性を広げたい」とコメント。「FlashAir」はオープンプラットフォームとして展開する予定で、今後は様々な事業者と「FlashAir」 メモステ を活用したアプリやサービスを開発していきたいとしている。

また、ゲストとして登場した浅見れいなさんは、自身も写真撮影が大好きとのことで、「FlashAir」を使った写真撮影をその場で体験。カメラで撮影した写真が用意されたタブレット端末からすぐに表示できたことに驚いた様子で、「今まではカメラをケーブルでパソコンに繋いで画像を転送していたので、友人に写真を送るのも面倒だった。『FlashAir』を使えば、友人との写真の共有だけでなく、ブログや Twitter で写真を公開する時もとても簡単にできる」とコメント。

また、浅見さんは近々友人の結婚式に出席する予定があるとのことで、「結婚式のパーティーで撮影した写真を『FlashAir』を使って集まったゲストに配布して持ち帰ってもらえれば、新しい楽しみが生まれそう」と活用シーンを提案。それを聞いた中井氏も「『FlashAir』の活用法は無限にある。皆さんで面白い使い方を見つけて欲しい」と応えていた。
sdhcカード
sdxc.