再生へ2度目の春、鶴岡八幡宮の大銀杏/鎌倉 (カナロコ)

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 鶴岡八幡宮鎌倉市雪ノ下)の大銀杏(おおいちょう)が倒れてから10日で2年。鎌倉の歴史を見つめてきた“証人”はかつての姿ではないが、根からは新芽が着実に伸び、再生へ向けた歩みを進めている。

 樹齢約千年という大銀杏は、 メモリースティック ンターで枝を挿し木―の三つの方策を採用。土中の根からは新芽が出ており、先月26日には不要部分を撤去。残した10センチほどのひこばえを育てていく。

 移植した原木の根元からも伸びており、根が養分を吸っている可能性もあるが「数 メモステ 様子を見る必要がある」という。「期待はできるがまだまだ小さく、楽観できない」と八幡宮。育ちのよいひこばえを見極めて、後継を育てる方針だ。大石段の前では多くの参拝客が立ち止まり、伸びようとする新芽を温かいまなざしで見詰めている。 sdhcカード sdxc.